“FAITH”(フェイス)は、信頼・信用・信じること や 自信・信念・確信・信仰 という意味を持つ英語です。
マザー・テレサはこんなことを言いました。
私たちは東京の八王子周辺の地域で、建設関係の仕事をしている業者仲間です。
平成27年からフィリピンの技術実習生を受け入れ、日本の技術を伝える一端を担い、国際貢献の一助として参りました。
そこで技術実習生の採用面接のためにフィリピンを訪れたのが、フィリピンの実情を知った発端でした。
フィリピンでは、日本とは違う環境で子供たちが暮らしていました。
まだ幼い子供らが物乞いや廃品回収、花売りをしていたり、売春や窃盗などの犯罪行為で「稼ぎ」を得ている子どもも少なくありませんでした。
そして、その得たお金で、辛い日々を忘れるために薬物やシンナーに手を出すものも多くいることを目の当たりにしたのでした。
私たちは、一時でも子どもの空腹を満たせるようにと、仕事でフィリピンを訪れるたびに、日本からパンや駄菓子などをダンボールいっぱいに詰めて持って行くことにしました。
仲間で手分けしてダンボールを運び、貧困地域に行って子どもたちに配ったのでした。
しかし、これでは子供たちの生活は変わらないということは分かっていました。
子どもたちが貧困から脱出するには、生活そのものを変えなければならないのだと思うようになります。
お父さんやお母さんがきちんと収入を得られる仕事が必要なのだと考えます。
私たちは、建設現場で働く専門業者が多く、フィリピンから大勢の技能実習生を受け入れています。
日本で学んだ技術を、フィリピンに帰ってから活かせる仕事に就けるようにサポートしていきたいと考えています。
そして子どもたちが夢に向かって生きていけることを信じています。
互いに信頼し合い、「人づくり」プロジェクト から一歩ずつ。
このような活動を通じて、皆さまに信頼・信用される団体を目指し、皆さまのお力添えを頂けるよう、活動をして参ります。
どうぞ、皆さまのあたたかいご支援を、よろしくお願い申しあげます。